99.12.31(Freija) 変わらぬ、日常

 実家に帰らず、年越しそばも食べず、特に誰かと会うわけでもない一日を送ると、大晦日と言えどこんなにも普通になってしまうものかと感心しました。
 夜遅く、電波少年などの番組をやっているのを見ると、普段日曜日にやっている番組なので明日が月曜日で、出勤しなければならないという錯覚に陥ります。
 どうやら人間というのは日常に浸透しているものを見たりしたりすると体が勝手に判断して結論を出してしまうようです。
 …それではこれから初詣に行って来よう。さすれば、私の体も「明日は元日だ」と考えを改めてくれるでしょう。


99.12.30(Thor) 敵と味方

 ラインハルトは「すでに前には自由惑星同盟、後ろには門閥貴族という敵がいるのに、この上味方の中にも敵を作るな」とキルヒアイスにたしなめられました。
 敵、障害と対峙するのは人生の上で大切なことです。しかし対峙ではなく十字砲火のように四方八方から攻撃を受けてしまってはひとたまりもありません。問題を一つ一つ潰していくことが肝要です。汝、慌てる事なかれ。
 地元の友人からそんなアドバイスをもらって、年末ギリギリの今日、何だか吹っ切れたような気がしました。


99.12.29(Odin) 終わりの日

 今日は会社の納会。一年が終わりました。今年一年は例年以上に悩んだ年でありました。鏡を見ると、側頭部の辺りに妙に白髪が増えているのに気づきました。
 ふと、高校の時、理科の先生が「脳をたくさん使うと、その使った部分の髪の毛が白くなったり抜けたりする。頭を使いすぎるとてっぺんから、悩むと側頭部から」と言ったことを思い出しました。


99.12.28(Tyr) 夢日記

 精神的に追い込まれていたり、疲れているときというのは妙な夢を見ます。
 私はただでさえ夢日記を書くほど連日妙な夢を見るのに、そういう状況下ではさらに炸裂した内容になります。まさか、殺人事件の容疑者にされる夢を見るとは思いませんでした。
 会社の同僚を殺害したということで捕まってしまうという夢です。真犯人は、隣の家に住んでいて通報者でもあった弁護士だったというオチなのですが。何だかなあ。


99.12.27(Mond) 2000年問題について

 すでに会社内では2000年問題がいくつか発生しています。(冗談半分です)
 それにしても世間でのさわぎっぷりには目を見張るものがあります。乾パンとか保存食を売っている店もありますが、大地震が来たりするわけじゃないのであまり意味がないような気がします。何か起こるとしても何ヶ月も復旧しない なんてことにはならないだろうし、コンピュータの誤動作で核ミサイルが誤射されたりしたら保存食とかそんなものは全然何の役にも立ちません。
 そこで、今日、新しい仮説を立ててみました。すなわち「2000年問題は、普段のほほんと生活している人たちにカツを入れるために行っている『防災訓練』なのではないか?」
 私の実家は静岡県にあるので、毎年のように「そろそろ大地震が来る。今年は来る」と言われ続けてきました。9月1日になると、それはもう気合いの入った防災訓練が行われます。
 それと同様のことを、ホワイトハウスあたりが中心となって世界レベルでやろうとしているのでは…?などと思うのは、かつて炎天下の中、防災訓練中にのぼせて鼻血を吹き出して保健室にかつぎ込まれたという過去なんぞを持っているからでしょうか。
 …でも、もしそうだとすると1月2日くらいにはもうみんな2000年問題なんてキレイさっぱり忘れてしまうでしょう。9月2日になると大地震の事なんて会話の端にものぼらなくなるのですから。


99.12.26(Sonne) オリンピック

 会社の同僚に、電話帳のようなコミケのカタログを見せてもらいました。
 見てみると、結構プロの人たちが参加しています。全然商業誌とは関係ない、オリジナルの物を描いている人もいれば、明らかに商業誌のものと同じものを描いている人もいます。
 そういったものの是非についてはこの際どうでもいいのですが、何かに似ているなあと思っていたら、これは何となく今年話題になった「プロ野球のオリンピック参加問題」と同じようなものではないかと感じたのでした。
 プロ野球の方は「絶対参加不可!」と強くアピールして通してしまった某人のおかげで門戸は固く閉ざされてしまった感じですが、コミケの方はどうなんでしょうね。


99.12.25(Saturn,Jul) 吉池氏、大いに語る

 ちまたではクリスマスとかというお祭りのようですが、私は仕事です。
 別にひがむわけではないですが、みなさん、あなたたちはダマされています!クリスマスはジーザスの誕生日、などと言って聖なる日のつもりでいますが、そんなのはたまたま偶然で本当のクリスマスは何でもないタダの日なのですよ!
 そもそもジーザスが生まれたのはエルサレムという、南の暑い地方。クリスマスツリーのようなもみの木とか針葉樹はこれっぽっちも生えていません。確かにジーザスがこの日に生まれたかも知れませんが、それとクリスマスは別物です。
 クリスマスは、本来北欧の冬至のお祭りです。この日をもって1年の終わりだったのです。ツリーにしても、あれは北欧神話に出てくる、世界の中心に生えているという世界樹「イグドラシル」をかたどった物です。
 日本でも冬至だからといって大騒ぎすることはありません。せいぜい湯船にユズを浮かべるくらいです。自分の国の行事でさえこれですから、どうして他国の行事をそこまで神格化できるというのでしょう!
 …なんて、熱くなってみましたが。いいなア…。


99.12.24(Freija) やられた

 社内で猛威をふるっていたときには全然何ともなかったのに、今になって、この年末の差し迫った頃になって風邪をひいてしまいました…。
 まだ症状は軽微ですが、油断すると2年前の悪夢(三が日にインフルエンザ)の再来になってしまうので気をつけたいところです。


99.12.23(Thor) でじこ

 ついにデジカメを購入しました。私は今まで「カメラは銀塩フィルムが一番」と、デジカメには手を出さないでいたのですが、1枚だけ撮りたい場合とか、HP上で使うなどの理由で最初からデジタル画像がいい場合などに お手軽ということで重い腰を上げたというわけです。
 最初、DVにしようかと思っていたのですが色々考えるにDVは今の私には過ぎたる物。到底払った代金分は使いそうにないし、各種高機能も私にとってはあまり意味を為さないと判断して普通にデジカメになりました。
 早く好きなだけ使える時間が到来するといいなあ…。


99.12.22(Odin) プロモーション

 いよいよ各PS雑誌にPS2ソフトの記事が乗り始めました。ゲーム内容は必ずしも「やりたい」と思わせるわけではありませんが、どれも圧倒的な物量と見栄えの良さが光ります。
 普通のユーザーから見たら期待していたより大したことない、などと思うかも知れませんが、製作サイドから見ると背筋に冷たい物が走ります。少なくとも、あれ以上に何か秀でた物がないと正攻法ではとても勝負出来ません。 もし、大したことない、とユーザーが思っていたとしたら尚更です。
 これは多分、大手企業の連中も同じように思っていることでしょう…。


99.12.21(Tyr) 寒い、寒い

 あまりに寒いのでいよいよ電気毛布を導入。まだこたつを出していませんが、これでほぼ越冬準備完了と言えます。しかし年末の時点でこれですから、寒さが本格的になる2月あたりはかなりキツイかも知れません。


99.12.20(Mond) いつまでもあると思うな時間とメモリ

 忙しくて非常に不規則な生活をしているので毎日は日記が書けません。書きだめして一気に転送、という方法を採るので更新されない日が多くなるかと思いますがよろしく。


99.12.19(Sonne) イヤな時間

 以前も同様のネタを書きましたが、私には嫌いな時間帯があります。
 冬の、日曜日の、夕方です。冬は日没が早いのですぐに薄暗くなってしまうし、夕方は中途半端に明るいので室内の電気をつけても室内が明るくなってくれません。 日曜日は、別に翌日の月曜日がイヤというわけではなく「全てが終わってしまう」雰囲気が漂うのがイヤなのです。
 このイヤな時間帯は時間としてはそれほど長くないのです。19時からのゴールデンタイムに突入してしまうとTVは明るい番組ばかりになるし、室内も明るくなるので安心できますが、それまでがどうにも…。
 この意見には同意者は結構多いだろう、と自信がありますがみなさんはどうでしょう。


99.12.18(Saturn) 新しいネズミ

 新しいマウスを買いました。今度のはマイクロソフトエクスプローラです。マウスのくせに9800円もする代物ですが、光学マウス(トラックボールが無く、光を飛ばしてマウスの移動量を検知するマウス)なので ローラーのゴミ掃除とかしなくても済むし、摩擦も少なく操作がスムーズです。サードパーティからも光学マウスは発売されていますが、マイクロソフト製は大きいので私のように手のひらが大きい人間にはちょうどフィットするのです。
 マイクロソフトは個人的にはキライなので各種ツールや製品は出来るだけ使わないようにしているのですが、出来の悪いマウスは腱鞘炎の元なので仕方がないです。


99.12.17(Freija) 去年の今日は

 ゲームを作るには、妖精の目が必要だ。
 …というのは某小説のパロディですが、要するに人を楽しませるゲームを作るためには、まず作り手がそういう気持ちにならねばならないということです。もっと言うなら、大人になってはいけないということです。
 私はたまたま、常日頃から「少年の心が云々」と言っていますが大人になってしまうとゲームは作れないな、と最近思うようになりました。ここで言う大人とは2種類あります。
 一つはいい意味での大人です。成熟した、というのでしょうか。例えば結婚した、とかきっかけは何でもいいんですが「夢から目が覚めて」もうゲームが「子供っぽい」としか思えなくなってしまった場合です。本当に精神的にも肉体的にも、そして生活も 安定していると世の中放っておいても楽しいことばかりで、わざわざこんな娯楽には手を出さなくなります。ましてそれを仕事にしようなどとも思わないでしょう。(しかも仕事環境は今より悪くなるのです…) そういう人は、すっきり足を洗って娑婆に戻った方がいいのです。
 そしてもう一つは悪い意味での大人です。人の足を引っ張ったり、私利私欲に走ったり、権謀術数を駆使してゲームを作るより別のことに情熱を注いでいる場合です。ここまでくると別にゲームに限ったことではなくどんな仕事をしていても ダメだとは思いますが、少なくともそういう人にはもはやゲームを作ることは出来ないです。娯楽を提供する側というのは大抵の場合その娯楽によって人の喜ぶ顔を見るのが好きなのであって、提供するという行為そのものは極端な言い方をすると 無償奉仕のようなものだと思うのです。(もちろん、それでお金が稼げれば言うことはないわけですが)悪巧みに走る、夢もへったくれも持っていない人にどうしてゲームを作ることが出来ましょう。
 …私はそう思っているのですが、その考えは時代遅れなのでしょうかねえ。単なるキレイゴトにしか過ぎないのでしょうか…。


99.12.16(Thor) サボったツケ

 後悔というのは、文字通り後で悔やむことです。前悔という言葉がないように、悔やむのは常に事が起こった後であり、大抵の場合修復が非常に困難な状況に陥っているものです。
 小学校の時、夏休みの宿題を8月31日(地方によって日時は異なります)ギリギリまで引っ張って明日登校日、という状況になって泣きながら宿題をやった記憶が誰しも1回はあるかと思います。これは社会に出てからも起こり得ます。 むしろ社会に出てからの方が他人に迷惑が及んだり、金銭的な影響が発生する分、引っ張った責任は大きくなってしまいます。
 みなさんも気を付けましょう…。


99.12.15(Odin) 祝・発見!

 先週盗難にあった私の自転車が、駅前の歩道脇に停めてあるのを偶然発見!すぐに警察に行き、無事私の手元に帰ってきました。ビバ!


99.12.14(Tyr) 心機一転

 現在開発するのに色々と不都合があったため、社内の机の配置換えを行いました。私も結構移動して見える景色が大きく変わりました。
 新しい席がいい場所かどうかは分からないけど、配置換えそのものはとても良かったと思います。新しい自分が見えてくるかも知れないですから。


99.12.13(Mond) 忘れるまで食らえ

 今日は完成したソフトの打ち上げやら何やら、色々なものの合同飲み会でした。ここしばらくへこみまくっていたので、これはもうただひたすら食べまくってスッキリさせるに限ります。
 …ということで食べ倒しました。しゃぶしゃぶだったんですけどね。


99.12.12(Sonne) 過去の清算

 色々なことを考えて、他の人に相談に乗ってもらったりして悩み抜いた今日一日。今までの私はかなりイケてなかったと反省した一日でもありました。
 これからどうしよう、とか過去の失敗やこじれをどう修復しよう、とか真剣に考えましたが、過去はどんなにあがいても変わることはありません。 ならば、過去が消えてしまうくらいまで頑張って、今の自分が変わっていくしかないのだという結論に達しました。
 頑張ろう。檜になれるまで。


99.12.11(Saturn) 犬かボタンか

 買い物に行くと、年賀状と、その隣にお年玉袋が並べて売られていました。そういうシーズンなので別段気にすることもないのですが、しかし気になることが一つ。
 お年玉袋は、その正式名称を「ポチ袋」と言うわけですが、このポチというのは一体何なのでしょう。
 そう思って調べてみると簡単に正体が分かりました。ポチというのは漢字で書くと「点」。点袋で「ポチ袋」と読ませるようです。関西方面の方言でご祝儀とか心づくしとかそういう意味だそうです。 「これっぽっち」などの「ぽっち」と同義で、「ちょっとだけ」という意味合いなのでしょう。ちょびっとだけのご祝儀袋、だからポチ袋なのだと。
 また一つ勉強になりました。あまり社会では役に立たないでしょうけど。


99.12.10(Freija) 使わない場所

 自転車が盗まれてから徒歩で通勤しているのですが、ちょっと歩いただけでもうすねの筋肉が悲鳴を上げています。マラソンなどでふくらはぎの筋肉が痛くなった経験は何度もありますが、 こんな骨しかないような場所が筋肉痛になるとは思いませんでした。普段使っていない筋肉だからすぐに泣きが入ってしまうのでしょうけど、まさか数日でこんなになってしまうほど「使わなさすぎ」だったとはちょっとショックです。
 もっと運動しないとね。


99.12.09(Thor) いつも誰かに見られてる2

 世の中常に自分を見ている目があることを忘れてはいけません。誰も見ていないようでも、必ずどこかで見られています。
 だからいつ見られても後ろめたい気持ちにならないような、きちんとした生活をしましょう。後で辛い思いをするのは自分なのだから。


99.12.08(Odin) 開戦

 さあ家に帰ろう、そう思って自転車置き場に行くと、私の自転車がありません。管理人に隅っこに運ばれたか、と思ってあちこち見回しましたがついに見つかりませんでした。
 盗まれました!
 一応自転車登録をしてあるので、明日にでも盗難届を出してじっくり腰を据えて発見を待つことにしますが、明日からの通勤に大きな影響が出るのは避けられません。私の真珠湾は今始まったばかりです…。


99.12.07(Tyr) ベルを鳴らすと反応する

 ついに雪が降り始めました。市内(市街地)はまだ積もることはないですが、中心部から少し外れるともう積もっているようです。
 雪の舞う中家に帰っていると、急に切ない気分になりました。私は年中事あるごとに切ない切ない、と切なさを炸裂させていますが、今日その理由が分かりました。
 よく、特定の季節(夏とか)が嫌いだという人がいます。それは過去のその時期に辛かったり切なかったり悲しかったりする経験をしたのが今でもしっかり心に刻み込まれていて、例えばセミが鳴くとか、雪が舞うとかそういう触媒によって 今まで忘れていたことが急に思い出されるからだと思います。夏が来ると尾瀬を思い出すようなものです。
 そして私が何故年中切ないかというと、各季節ごとに切なかったり辛かったりした思い出がみっちり詰まっているからです。…詰まっていることに気が付いたのです。


99.12.06(Mond) 継続は力なり

 色々考えた結果、日記は継続することにしました。別にインターネット上であろうがノートであろうが、書く手間は同じだし、何より私のように年中パソコンに触れている生活をしていると 手で書くよりキータッチの方が圧倒的に速度が速いので日記帳に書くより楽です。
 ただ、あまり恥ずかしい内容や、見られて困るようなこと(悪口とか…)は極力書かないように気を付けることにしました。もっとも、悪口は今までも書いてなかったですけどね。


99.12.05(Sonne) 畳むべきかせざるべきか

 私がHPで日記を書いていることを身内に知られてしまいました。曰く「世界中の人に見られるような場所でわざわざ日記なんて…。しかももっと文学的な高尚なことを書いてあればまだしも やれ親とどうこうした、とか他愛のないことばかり書いて」
 ごもっともです。いつも私が言っていることと全く同じ事を言われるとは思いませんでした。しかも「普段忙しい忙しいとか言ってるのにそんな日記を毎日きっちり書く時間はあるんだな」と痛いところを突かれてしまって完全に私の敗北です。
 日記ではなくつれづれなるままに哲学的なことを書きつづるコーナーに変えるか、あるいはいっそのことコーナー自体を畳んでしまおうかとも思ったりもします。
 どうしようかなあ…。


99.12.04(Saturn) 隠された作品

 私が中学生くらいの頃「ボスコアドベンチャー」というアニメをやっていました。ヒロインの女の子(王女様)と、それを取り巻く3人の物語です。 3人は全部擬人化された動物で、ストーリーの流れからみても何となくオズの魔法使いっぽい話です。私は当時結構好きで見ていたのですが、私の周りで見ている人はほとんどいませんでした。 みんな、同じ時期に放映されていた「宇宙船サジタリウス」を見ていたのです。こちらも擬人化された動物たちの話で、結構キャラクターがかぶっていたこともあってボスコ〜の方はどちらかというとマイナー作品という扱いだったようです。
 そしてそのボスコアドベンチャーが今月からケーブルテレビで放映されることになりました。(理由は忘れましたが)最終回を見逃して悔しい思いをした記憶が甦ってきました。 でもケーブルは週に4回も放送するので、さすがに今度はきっと見ることでしょう。


99.12.03(Freija) 地平に続いていると思いたい

 会社内で回覧されてくるゲーム雑誌を見ていると、大手企業のすごいゲームの記事がたくさん載っています。
 プレイステーション2に移行するにあたって、ゲーム業界では淘汰が進むであろうというのが大方の見方です。よく言われる開発費の増大とか、そういうのは私は実は大したことはないと思っています。 どんな大変なハードであっても安く創ることは可能なのです。一番怖いのは「買われるソフト」と「見向きもされないソフト」の差が今以上に開くことです。買われるようにするには広告費や開発費をたくさん注ぐ必要が出てくるので、 開発費の増大はどうしても関係してきてしまいますが、それは二次的な問題です。プレイステーションの時はアイデアだけでどうにか出来たソフトも、大手が圧倒的な物量をもって正攻法で来た場合、見た目や演出などで劣るソフトは商売するのが大変です。
 私はどちらかというと古い考え方の人間なのであまり演出にはこだわらないのですが、これからはもしかするとそれが足を引っ張ることになりそうな気がして、とても怖いです。


99.12.02(Thor) 天秤は傾いた

 ここ最近、自分がイヤになってきました。何だか、すごく傲慢な男に感じるのです。今までの私は、どちらかというと軍師肌で矢面に立って何かやったり、人前にしゃしゃり出るのが苦手で、 そのくせ話し好きなので逆に会話の中心にいたいという気持ちもあって、その相反する二つの性格が上手いバランスで存在していたように思うのですが、最近色々矢面に立つ事が増えてきて自分の意志に関わらず発言力が強くなってきたため 軍師肌の方の性格が小さくなってしまっているように思うのです。何だか、言いたいことだけ言って無理を押し通したりしているようなそんな罪悪感にさいなまされているのです…。


99.12.01(Odin) みかエース

 実家からみかんが段ボール1箱送られてきました。地元に程近い三ヶ日のみかんです。その中でもとびきり甘い(そして高い…)種類のみかんです。昔からこのみかんを食べているせいで 他の地域で出るみかんはすっぱくてとても食べられない体になってしまいました。長野県人がりんごとかぶどうにうるさいのと同じですね。
 会社の連中が心待ちにしているのでいつも会社に持っていくのですがあっという間になくなります。今回も多分すぐなくなるでしょう。でも一人でこれだけ食べたら手足の指先が黄ばんでくるので仕方ありません。




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