00.06.30(Freija) スイミーの謎

 今日は先日やってきた人の歓迎会ということで例によって焼き肉。そして例によって長野市でもっとも美味いとの評価(社内評価だけど)を受けている店に行って肉を食べ散らかしてきました。
 …実はそれはどうでもよくて、今日の日記の主旨は別にあります。
 2、3日前から洗濯機の置いてあるあたりに羽アリが群がっていました。その度に環境兵器を吹き付けて撃退していたのですが、今日何気なく隣の風呂場の窓を見ると窓の向こう側、つまり風呂場の中側にもアリがいることが分かりました。 とてつもなくイヤな予感がしたので、そーっと扉を開けてみると、いるわいるわ、風呂場の明かりのところに数え切れないほどの羽アリが!!
 私は昆虫はほぼ全て苦手なのですが、アリはなじみが深いのと機動力の低さとでそれほど気にならない、数少ない虫です。(蚊もあまり気になりません。気にしていたら殺せないし)しかし、それも限度があります。 10や20程度の数なら、大家族の虫だということが分かっているので「まあこんなものか」と思いますが、文字通り桁違いに群がっているとさすがに恐怖です。
 ふと、小学校の国語の教科書に載っていた「スイミー」という話を思い出しました。小魚がみんなで寄り集まって、自分たちを食べに来る大きな魚を撃退する話ですが、 確かに小さくて普段は自分の餌となるような相手でも数が揃うと辛いだろうな、ということがよく分かりました。だから小動物はみんな群れ、そして狙われるのは群から外れてしまった動物ばかりなのでしょう。
 ちなみに風呂場のアリは、幸か不幸かちょうど風呂場だったので、シャワーで熱湯をぶっかけまくったら全滅しました。ふん、人間はそこいらの動物とはちいとばかし違うのじゃ。


00.06.29(Thor) 初心

 ここしばらく、自分が一体何をやっているのか、何をしたいのか、どうなりたいのか分からなくなることがあります。
 私は今、ここで何をしているのだろう……。ゲームが好きで、ゲームが作りたくて、ゲームなら自分の存在を周りに伝えられると思って、この業界に飛び込んだのだけど、最近自分のその気持ちを見失っているような気がするのです。
 もう一度、あの頃のことを思い出してみるんだ。俺よ。


00.06.28(Odin) 電球の灯るとき

 仕事が行き詰まっていて、数日途方に暮れていたのですが、今日の夕方、急に電流が流れたように解決の糸口が見えたというか突破方法を閃きました。
 文字通り頭に電球が灯ったような、そんな感じです。あの漫画的表現手法は間違いではなかったのです。この閃きを絵にしろ、と言われたら、なるほどああ表現するしか無いような気がしました。


00.06.27(Tyr) 小さな友達

 「笑っていいとも増刊号」で、ゲストが友達紹介をして次の日に画面が変わるときに流れるジングル。以前からどこかで聞いたんだよなあ…と思っていたのですがようやく分かりました。
 「とんがり帽子のメモル」で使われていたジングルでした。いやあ、のどにつっかえていたものが落ちたような気分です。


00.06.26(Mond) 持ち腐れた宝

 雨が降りそうになると私の頭が痛くなるのは度々ここに書いていますが、今日はせっかくのその能力を生かし切ることが出来ませんでした。
 夕方くらいから頭が痛くなって、近くの人に「頭が痛くなってきました。多分、もうじき降りますよ」と言うと、私の能力を知っている人たちばかりなのでみんなすぐに窓から外を確認。しかしまだ晴れていました。
 思えばここで油断したのがいけなかったのでしょう、ちょっと雑談をしていたらほどなくして急に豪雨に。みんな感心するやら驚くやらでしたが、しかし誰も傘を持っていないので帰ることが出来ません。 もちろん私も朝は降るとは思っていなかったので当然傘なんて持っていません。同僚がインターネットで天気予報を確認したところ、降水確率は20%の表示。気象庁に勝利した瞬間でもありました。(長野は山間部だから元々天気予報はアテにならないけど) もう少し、せめて1日以上前に予知できれば世のため人のため、そして私の財布のために役に立ちそうな能力なのですが、せいぜい数時間前でしか予知できないので、全然役に立ちません。頭が痛くなるだけ損とも言えます。
 …何より、会社に余っている傘を使って帰るハメにならないで済むんですけどね。


00.06.25(Sonne) ティーフレーバー

 今日はわざわざ会社の人を呼んできて大掃除。彼にはポテチ2袋で労働してもらいました。
 実家から送られてきた紅茶缶がたくさんあったのですが、どれも賞味期限が1994年とか1995年とか、とにかくずいぶん古い紅茶ばかりなのです。親が言うにはお歳暮などでもらったりしたが、貰ったときからすでに賞味期限は切れていたとのこと。 実際、手元の紅茶のうち私自身が別のルートで貰った物もあるのですがそれらも貰ったときには賞味期限切れでした。
 紅茶は賞味期限が切れていても味が落ちるだけで使ったところで体に毒、とかそういうことはあまりないですが、風味が無くなってしまっているのであまり使う気にもなりません。そこでこれら茶葉にはキムコになってもらうことにしました。
 茶葉は消臭能力と吸水能力が極めて高いので、袋に入れて冷蔵庫に入れるとキムコと同じ効果が得られます。ちょうど冷蔵庫の中が冷蔵庫特有のあの匂いがし始めていたので、ここいらで一つ、爽やかな状態にしたいところ。
 アップルティとかアールグレイとか、フレーバーティもあるのでどうなるのか疑問ですが。


00.06.24(Saturn) 知ることは罪か否か

 世の中知らなくてもいいこと、知らなければ良かったこと、というのがあります。特にその対象が自分に関係していることだと猛烈に悩むことになるし、気分の悪いことにもなります。
 でも知らなければいいのか、というとやっぱりそれもマズイわけで、知らぬが仏とはいうものの現実まで変わることはないので、事態は何ら改善されることなく、自分だけが知らないままどんどん状況が悪化していくことにもなります。
 となると辛くても苦しくても知るしか道はないということですね。いや、別に何かあったわけではないのですが。


00.06.23(Freija) 母の力

 先日から早朝を賑わしている青い鳥。大家さんにどうにかならないか、と聞くと新事実が発覚。
 すでに鳥の巣はないのだそうです。植木屋に木を切ってもらったときに一緒に取れてしまったとか。しかしこの青い鳥、大家さんが図鑑で調べたところ、相当執念深いらしく例えばネコが巣に来たらそのネコを地の果てまで追いかけるとか。 人間もその例外ではなく、かなり遠くまで追いかけに来るようです。顔も覚えているらしく、元凶となった大家さんは徹底マークをされています。
 どんな生き物も怒らせると怖いものです。


00.06.22(Thor) 俺的

 最近ニュースで「若者が〜的という言葉を使っていること」について色々語られています。私もついつい口にしてしまうことがあるのですが、先日親と電話で話をしていたときにしこたま怒られました。
 そこで今日会社の人と話ながらそれとなくみんながどんな感じか観察していると、みんな使う使う。話していない人もいるので正確には分かりませんが、会話した人の大半は使っていました。これではうつってしまっても仕方ないというものです。
 ところで「私は○○だと思う」というような言葉を「私的には〜」というのがぼかし言葉ならば、政治家の方々もよく使う「私としては〜」というのはどうなのか。ぼかし言葉ではないのでしょうか? 「我々としては原因究明に全力を尽くす所存であります」も「我々は原因究明に全力を〜」もどちらも同じ意味合いとして通じると思うのですが如何なものでしょう。


00.06.21(Odin) フランス紅茶はリンゴの香り

 いとこのフランス土産で貰った紅茶缶を開けてみると、ふわーっとリンゴの香り。アップルティーです。開けてしまったので、缶のままでは密閉性に欠けるということでキャニスターを買いに行きました。 すでに会社の机の上にはキャニスターが3つあるのですが、さらに2個追加。今度はかごのキャパシティがいっぱいになってしまったのでかごも購入しました。ますます会社の机の上が乙女チックになってしまいましたが私は大満足なので全く問題無しです。
 先日の誕生日プレゼントでティーセットを頂いてしまったので、2セット置いておきたい気分でいっぱいですが、会社でやるのはちょっとやり過ぎかな。


00.06.20(Tyr) 失われた2時間

 最近、明け方に鳥(中型の、しっぽが長い青い鳥)がけたたましくぎゃーぎゃー鳴くので全然寝られません。会社に遅刻しないで済むという利点はあるかも知れませんが、 毎日2時間ずつくらい睡眠時間が削られるのはかなり痛手です。
 毎年この時期になるとこうなるのですが、理由は家の隣に住む大家のおじいさんにあります。大家さんの家にはかなり大きな庭があって、私の家と隣接しているのですが、その庭にある木に件の鳥が毎年巣を作るのです。 そして、卵、雛が出来ると親鳥は敵が近づくと果敢にも敵に挑みかかるというわけです。挑むと言っても頭上を大声で喚きながらぐるぐる回るだけですが、それがやかましいのです。
 大家さんも近づかなければいいのに、伊達に年を食ってないというか、鳥には全く目もくれず庭木の手入れをし続けてくれるものだから鳥は鳴き止まないし、私は寝られません。
 しかしまあ、早起きするのは悪い事じゃないので微妙なところですけどね。


00.06.19(Mond) アベレージ

 度々この日記で「どうして忙しいときに限って色々なことが起こるのだろう」と書いています。仕事がたくさんやってくるのは周りも忙しいから、と結論づけましたが、そうではなくてプライベートなことなどでも発生します。
 昨日のオフ会で、ディアブロ2の発売日が7月1日であることを知りました。もちろんまだ確定ではないですが秋葉原のショップの営業の人間が言うのですから信憑性はピカイチです。6日にはイース2エターナルも発売するし、 そもそも7月は元々個人的なことで忙しいことが分かっていたのです。仕事もまた新しく始まるし…。
 でも、よく考えたらやることがたくさんと言っても別に生活する上で絶対必要なことってほとんどないんですけどね。


00.06.18(Sonne) バースデイとイベント

 今日はアトリエイベントがあるということで東京まで行ってきました。
 コスプレのアイゼルを見てドキドキしたりミルカッセを見てはため息をついたり、周りの白い目も気にせず妙にテンションが炸裂してしまいました。
 誕生日プレゼントも頂いてしまったりして嬉しいやら恐縮するやらです。オフ会も楽しく、いい1日が過ごせたと思います。
 たまにはこういう日もいいかな。


00.06.17(Saturn) アウシュビッツの祈り

 長い間使っていた布団を思い切ってクリーニングに出しました。しばらくの間は来客用の布団を使うことになります。
 クリーニングに出した理由は、先日テレビで布団の扱い方を見たからです。布団はダニの温床ですがそれを除去する方法がなかなかありません。 日中干しても、ダニは死滅するかも知れませんが、その死骸は残ります。またダニのフンも残っています。しかも布団叩きで払おうとすると実はあまり払うことは出来ず、微細な粉末状になってアレルギーの元にもなるようです。
 効果的な方法は、掃除機で全て吸い込んでしまうことですが、一番確実なのはやはりクリーニングに出して薬品でキレイさっぱり除去してしまうことです。
 ということで、あまり汚した覚えはありませんが、しかし長い間洗っていなかったので実行に移したというわけです。
 みなさんは布団を洗ったことがありますか?高性能ダニ繁殖器になっていませんか。


00.06.16(Freija) 風邪に薬を

 昨日、室内が蒸し暑かったので少し、ほんの少しだけ窓を開けて寝たらそれだけで風邪を引いてしまいました。今日はもう37度の熱です。長野の夜をナメていました。
 今日会社帰りにセブンイレブンに寄って買い物をしたらくじを引くことになって、引いてみるとリプトンレモンティーが当たりました。これは、紅茶を飲んでさっさと寝ろ、という神のお告げでしょうか。
 …言われなくてもそうするつもりだけどね。


00.06.15(Thor) 地獄の業火は麻薬の香り

 麻薬の一種である「大麻」。大麻、というだけあってその原材料(?)は言わずと知れた麻です。麻の繊維はそのまま衣服などに使われているし、麻の実は七味唐辛子にも入っているれっきとした食料品です。
 部分部分では生活に根付いている有益な材料ばかりですが、ほんの一部、葉や花が麻薬の材料になるために、日本国内では麻の栽培は政府によって厳しく禁止されています。実物を見るためには一部の植物園などに行かねばならないのです。
 …それはさておき、来月発売される、と言われているディアブロ2。待ちきれなくて、ついつい「予習」と称して初代を再インストールしてプレイを始めてしまいました。これは危険です。もう面白すぎて中毒性は麻薬級です。
 感心ばかりしてないで、そういうゲームのネタを捻り出さないといけないんだけどなあ…。


00.06.14(Odin) シティコネクション

 自宅でPCとノートパソコンをつなげるLANのクロスケーブルがあるのですが、これが10mくらいあって長すぎるので1.5mくらいの長さのケーブルを自作することにしました。
 会社にLANケーブル製作キットがあるのでそれを使って作ってみました。元々ストレートケーブルとして存在していたケーブルをクロスにすることにしたのですが、 配線の順番が分からないのでインターネットで調べてみたところ、あるものですね。探してみると。配線のカラーリングだけが書いてあるページが見つかりました。 他のことは一切書いてないという、まさにクロスケーブルを製作するためだけに存在しているページです。どういう意図でそんなページを作ったのかは知る由もないですが、とりあえず感謝です。


00.06.13(Tyr) 食べられません

 会社の同僚が、先日北海道に行ったおみやげでチーズの塊を買ってきてくれました。去年、ドイツに行ったときに私がチーズを買ってきたそのお返しとのことです。
 一緒に袋に入っていた広告を見てみたら「チーズの周りには乾燥を防ぐためにワックスが塗ってあります。食べても害はありませんが消化されません」と書いてあります。 ワックス…?表面がテカテカ光っているのかな?と思いつつチーズを見てみると、スモークチーズのように表面に色が乗っています。しかも真っ赤。 包装の裏のシールには「スパイスチーズ・コショウ」と書かれていたので「きっとこの赤い部分が辛いに違いない」と思ってかじってみました。
 …赤い部分は、ワックスでした。味も何もなくただ油っぽい塊で、ワックスと書いてあったので車磨きなどのワックスをイメージしていましたが、どうやらこれはロウのようです。数ミリの厚さで、指で押し出してみるとべろんと剥けました。
 なるほど、確かにこれは消化できないですね…。


00.06.12(Mond) 見果てぬ旅路を

 外で昼食を食べて会社に戻る途中、荷台に駄菓子をたくさん載せて移動しているおじいさんに出会いました。移動駄菓子屋台です。
 どうやら相当有名になっている屋台のようで、屋台の側面には全国の新聞の切り抜きが貼ってあってそれぞれ各県に現れたときの記事が載っていました。一番最近の新聞は5月の物でした。中日新聞だったので、愛知あたりにいたのかもしれません。
 屋台の隅には「全国縦断行脚の旅」などと書いてあったのですがその中に、「未到達県:あと2県」とありました。一体どういうルートで移動しているのか分かりませんが、 あと2県でどうしてこんな長野などという日本のど真ん中みたいなところにいたのでしょう。そしてその2県というのはどこなのでしょう。
 おじいさんは屋台を引きながら町中に消えていきました。旅はいつ終わるのでしょうね…。


00.06.11(Sonne) ホームページに思うこと

 最近このHP、どうしてくれよう、と思っているのです。頭打ちになっているというか、煮詰まっているというか…。
 1年半くらい続けてみて、単調になってきたと感じるようになりました。理由は、日々更新される部分が日記と掲示板しかないということです。夢日記が毎日更新できればネタになるのですが、さすがに毎日変な夢を見ることはないし。 掲示板も同様で、掲示板というシステムは後天的な物なので、まずネタがないと書き込まれることがないわけです。商用の掲示板のように討論の場になっていたり、ネタが社会、経済、時事ネタならいいですが、 大抵の掲示板はその掲示板があるHPに関係している物が大きなネタとなります。(小説を書いていたらその小説の感想、とか)
 しかしこのHPには作品はないし、ある物と言ったら日記になってしまうのですが、この日記が最近自分で書いていて面白く無いなあと思うわけです。 本当は、もっとハメを外してタクタクしいダメな日記(日記と言うよりエッセイ?)でも書けば、読む方も書く方も面白いのですが、ちょっと立場上好ましくないことがあるのでそれもままなりません。 実は「それでも強行して、炸裂した文章でも書いてやろうか」という気持ちもあって揺らいでいるところもあるのですが…。
 …でもそれは全然ネバーランダーズじゃないんですよねえ。


00.06.10(Saturn) 梅雨前線に乗って

 長野に戻ってきました。正確には長野の親戚の家に、ですが。結局休みの最中は全く仕事が出来ませんでした。
 よくプロスポーツ選手の話で、「休むのも仕事のうち」というような事を聞きますが、休みの間にやらねばと思っていたことが全く出来なかったというのは非常に心苦しい限りです。
 しっかり休養を取るように、と言われていたので仕事のうちなのかも知れませんが。


00.06.09(Freija) あめが下しる五月哉

 今日は一日中大雨でした。長野は全然雨が降らないので久しぶりにこう、じとじとじめじめ、外は明るいんだか暗いんだか分からないような中途半端な明るさで、まとわりつく湿気、というような雨を経験しました。
 これだけ天気が悪いとさぞや頭も痛くなるかと思ったのですが、連日休んでいるせいなのか長野と比べて標高の差があるからなのか、全く頭は痛くなりません。
 仕事でもしようかと思ったのですが、こういう日は全然仕事になりませんね。妙に眠くなるし、外が雨音でうるさいので気が散ってしまうし…。


00.06.08(Thor) リズムを刻んで

 家族で奥浜名湖の温泉に行きました。
 美味いものを食べて、温泉に入ったり休んだりという毎日を過ごしていると確実に疲労は取れていきますが、思いの外精神疲労は取れていないように思います。
 思うに、ここ数年の生活リズムがあまりに修羅場で忙しかったので、身体や気持ちがすっかりそれに馴染んでしまっているのでしょう。休みも実際のところ週に2日あれば十分です。
 どっちのリズムがいいのかは分かりませんが、しかしこのままでは定年を迎えた途端に抜け殻のようになってしまう団塊の世代みたいになってしまいそうでちょっと怖いですね。


00.06.07(Odin) 広報館

 実家から5分くらいのところに航空自衛隊浜松基地があるのですが、最近その基地の片隅に広報館という建物が出来たことを知りました。
 この広報館、入館無料で各種資料(戦闘機とか)が展示してあったり自衛隊グッズを売っていたり、制服をぱりっと着こなした自衛隊の女性がインフォメーションをしていたりと、やけにサービス満点なので毎日のように観光バスがやってきたりします。
 こんな施設が出来た理由は一つしかなくて、それは数年前にAWACSという飛行機が配備されたことです。このAWACS、どういう飛行機かというと小型のジャンボジェットみたいな飛行機の背中にデカい円盤が乗っかっているというものです。 そしてこの円盤が超強力なレーダーで、国外から敵機やミサイルが飛んできたときにいち早く察知するという、すなわち「早期警戒機」です。
 早期警戒機がいると、敵もうかつに攻撃が出来ません。ということでこの早期警戒機、そしてその配備基地というのは敵が真っ先に狙う「軍事目標」になってしまいます。平たく言うと浜松基地に敵の弾道弾ミサイルが山ほど群がってくるというわけです。 常にそんな危険にさらされるわけなので近隣住民はこの早期警戒機の配備に猛反対したのですが、強行配備されてしまってちょっとギスギスした関係になってしまいました。 そこで、懐柔策としてこの広報館が誕生したわけです。無料で開放して「自衛隊はこんなところですよ」とアピールしているのです。
 そんないきさつなので、今日行ってみたのですがかなり面白い場所でありました。実際の戦闘機のコックピットを輪切りにしたところに搭乗するフライトシミュレータ(ちゃんと画面を見て操縦すると油圧でコックピット全体がガンガン動く!)とか、 展示してある戦闘機に搭乗できたり(日によって搭乗出来るのが変わるらしいです。今日はF−104とT−2でした)とか…。とにかく家から5分で、毎日無料なので行き放題です。 自衛隊の敷地内にあるので、クーラーの利いた建物の中(喫茶店もある)でタッチアンドゴーを繰り返す練習機を見物したり出来るのでそのスジのスキモノにはたまらない場所と言えるでしょう。
 これだったらAWACSの1機や2機配備されてもいいかな、と思ってしまった私は自衛隊の思うツボなんでしょうか。(本当は4機も配備されているんだけど)


00.06.06(Tyr)

 家中で焼き肉を食べに行きました。
 ここ1年以上実家に帰っていなかったということもあり、今回私が家に帰ってみると、帰省中のスケジュールががっちりと決まっていました。うちの親はスケジュールを立てるのが大好きなので今日の朝飯は何、夕飯は何という感じで表になっているのです。
昨日はうなぎ、今日は焼き肉。この後も寿司やら何やらと豪華料理が延々連なっています。嬉しい限りですが確実に太るだろうな、と思っていると運動スケジュールまで決まっていました。
 …やられた。


00.06.05(Mond) 続ける力

 なーにもすることがないので、私と同じように実家に戻ってきている弟と一緒に浜名湖畔にあるカート場に行って久々にドリフトしまくってきました。
 ばたばたとカート場が潰れていく中、このカート場は未だ健在、それどころかマシンを全て一新していました。オーナーのおじさんに聞いてみたところ「今までのマシン(ヤマハFK−9)はスピンしにくくて運営側としては楽だったけど、 トルクがないからコーナーで減速した後の加速力が無くて面白味に欠けたから」という力強い返事が。クラッシュ覚悟でエンターテイメント性を重視したというわけです。毎日客も来ているようで、当分大丈夫な雰囲気です。
 おじさんが言っていた「他の(同系列の経営の)カート場はオーナーがあまり積極的にやってなかったから潰れても仕方ない」と言っていたのが印象的でした。


00.06.04(Sonne) 香りはマスカット

 実家から少し行ったところに、紅茶専門店がある、という話を聞いて親と行ってきました。道路脇の奥まったところにある、立地条件はあまり良くない店でしたがどういうわけかやたらと客がいます。
 その店は、インドやスリランカなどから直接茶葉を輸入しているちゃんとした専門店で、店でお茶を飲むときは店長が客の雰囲気や服装などを見てカップのデザインを選ぶというこだわりの店です。だから棚には膨大な数の食器が並んでいます。
 入荷したばかり、というディンブラーを一杯頂いてきました。飲んでいるうち、「なるほど、これは混むわけだ。また来たいと思う」と感じました。恐らく来ている客の大半はリピーターなのでしょう。
 帰りがけにダージリンのセカンドフラッシュを買ってきました。早く飲んでみたいものです。


00.06.03(Saturn) ペースカー

 今日から実家に帰省。帰る途中、高速でいつものように他の車をペースカーにして後ろにくっついていきました。こうしていればもしスピード超過でも捕まるのは先頭車だけです。
 いつもはこっちが望んでいるスピードじゃなかったり、途中でスピードを緩めて逃げてしまったりするのですが、今日は最後までこっちの意図をくんでペースを守ってくれました。 見ると、そのペースカーもさらにその前にペースカーを用意していました。要するに私と同じ事をしていたわけです。ナンバープレートから、私よりもさらに向こうに行くようで、インターから降りるときに横に並ぶとドライバーと目が合いました。 相手と目が合うとお互いにニヤッとしたのですが、何だか心が通じ合ったみたいで面白かったです。


00.06.02(Freija) リリアの振り向き

 私と同世代の人なら、リリアの振り向きと言えばすぐにピンと来ると思うのですが、7月にイース2エターナルが発売になりますが、ホームページに行ってデモムービーをダウンロードしてきました。
 イース2と言えばリリアの振り向き、と言うほど有名なシーンがあるのですがムービーにもバッチリ入っていました。今風にアレンジされていてしかもかなりの出来映え。もうこれだけで発売日購入大決定という感じです。 今だったら、当時の画像を見たら相当貧弱に見えることでしょう。しかし当時は愕然とするくらいの代物だったのです。
 思うに、どんな物でも、真っ先にやったところが末代までの語り草になる権利を得るのでしょう。例え後になってそれ以上の物が出たとしても、一番最初に出たのをタイムリーで見た人にとってはそれ以上のインパクトはもう得られないのですね…。


00.06.01(Thor) 魂の重さ

 プライドとか魂とかこだわりのような部分はどれだけ売ればいいんでしょうね。
 2日ほど前にも似たネタを書きましたが、必要とされれば色々な物をかなぐり捨てて応えなければならないこの仕事。しかし、だからといって全部捨ててしまっては単なる迎合になってしまうし、何より「私が作る意味がなくなって」しまいます。
 綱引きになると思いますが、これは、難しい問題です。どんな仕事にも少なからずあるのでしょうけど。




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